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嫡出子とは何か

嫡出子は、法律上、婚姻をした夫婦の子供のことを指しているのは前述のとおりですが、
民法722条によると、嫡出子は、夫の子であると推定されます。

 

つまり、妻が不倫関係を持っていたとしても、特に何もしない状態であるならば、
夫の子であるとされてしまうということです。

 

また、法定相続を行う際には、非嫡出子は、
嫡出子の2分の1の法定相続分を受け取ることができるとされていました。

 

しかし、近年、これは不当な差別に当たるのではないかという議論が盛んになっており、
ついに、最高裁でこの扱いが違憲であるという判断が下されました。

 

憲法は、日本の最高法規であり、これに反するとされた法律は、
存在することができなくなります。
そのため、こうした判決が下された場合には、法改正が行われます。

 

実際に、民法や法務省のホームページ等を参照してみると、それがよくわかります。
さらに、最高裁判決は、判例の中で最も影響力が強いものになっています。

 

裁判で、裁判官が判断を下す際に参考にしているのは、条文と判例や慣習などが主です。
その判例の中でも、最高裁判例は、三審制の中の最後のところで
議論が交わされたということもあり、影響力がとても大きいことになっているのです。

 

そのため、今後、同様の事例が扱われていく際には、この最高裁判例が、
条文に反映されるようになったとはいえ、適用されていくことは間違いないのです。

 

こうしたことから、嫡出子であれ、非嫡出子であれ、扱いは平等ということになっています。

 

時代の変化によって、家族形態も様々になり、
その変化に合わせる形で法律も改正されていくことになるのです。

 

そのため、現状、憲法に違反していないという法律であっても、
状況が変化していけば、違憲になるという可能性を内包しているということができます。

関連する用語

非嫡出子

庶子

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