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庶子とは何か

庶子という言葉は現代ではほとんど使うことが無くなりましたが、
古くは家を継ぐことのできる長男以外の事を指したり、
もしくは正妻以外の子供を指すのが一般的でした。

 

現代ではその家の子供、いわゆる正妻の子供はすべて平等という考え方が広まり、
それ以外の正式な婚姻関係に無い間での子供との区別をすることが多くなりました。

 

しかし古くは正妻の他に妾や側室を持つことが多かった時代には
その家の正妻の長男が家督として家を継ぐとされ、特別な存在として扱われていました。

 

それ以外の子供、および正妻以外の子供は家を継ぐことができず、
その意味では正妻の次男以降と側室の子供は同じように庶子と呼び、
長男を嫡子と呼ぶことに対して区別することが多かったのです。

 

現代では相続においても正妻の子供は平等で、
正式な婚姻関係にないいわゆる婚外子であっても
認知されていれば同等に財産相続の権利が与えられています。

 

日本では現代民法以前、或いは海外でも古くは長男が家を継ぐというのは
生まれたときから決められていることが多かったものです。

 

その為、長男のみが嫡子として重宝され、食べるもの、着るものもしくは教育も
他の子どもとは異なるものを与えられていました。

 

逆に正妻から生まれた子供であっても次男以降の場合には庶子とされました。

 

庶子の場合には子供のころから嫡子とは別扱いとされ、
嫡子を敬い、家来のように振る舞うことが求められていました。

 

個人よりも家柄の存続を重要視した時代であったことから、
その家を継ぐ長男を大切にしていたのです。

 

その為庶子というのは、当時軽蔑語としても用いられた傾向がありました。

 

有能であってもなかなか出世ができなかったり、
家族の中でもしいたげられたりといった状況がたくさんありました。

 

但し、その時代であっても長男に不幸があり、
もしくは何らかの事情で家を継げなくなった場合には
次男以降、もしくは側室の子供が家を継ぐことがあります。

 

その場合には庶子で有りながら家を継ぐという形になるため
外部からの様々な軋轢があったものでした。

 

現代では家柄よりも個人を重視する時代になり、
それと同時に庶子という言葉の意味合いも大きく変わり
一般的に隠語として婚外子を指すように変わっています。

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非嫡出子

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