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相続財産とは何か

相続財産とはある人が亡くなった時に相続する財産のことを意味します。

 

財産というとお金や不動産を真っ先に思い浮かべる方が多いと思いますが
それだけでなく、その人が死んだ時に所持していた全ての財産が相続財産となります。
机の上に出しっぱなしのノートに、脱ぎ散らかした服も相続財産です。

 

もちろん、本棚に片付けてある書籍類も相続財産ですし、
シンクに置いてあったマグカップもです。

 

その人が亡くなる時に所持していた全て、貯金から不動産、有価証券、債権、色々な権利、
一般には遺品として解釈される物が全て相続財産になるのです。

 

ただし、一つ気をつけなけなければならないことがあります。
相続財産は決してプラスの財産だけを指すのではありません。
マイナスの財産も相続財産になります。

 

ある人が亡くなった時に有していた借金も相続財産です。
税金を滞納している場合は、その滞納額も相続すべき財産となります。

 

プラスの財産とマイナスの財産を総括して相続する財産ですので、
決してプラスの財産だけを指す言葉ではないと解釈してください。

 

なお、世の中には権利ではありますが
相続すべき財産に含めてはいけないものがあります。
一身専属的な権利がそれに当たります。

 

具体的な例を挙げるなら年金の受給権や損害賠償請求権、ゴルフ会員権です。
年金受給権は本人が亡くなった場合は相続の対象にはなりません。

 

そのため、本人が例えば年金受給後すぐに亡くなったとしても、
亡くなった後の日付では年金は発生しないためプラス財産ではなくなります。

 

また、損害賠償請求権も本人のみの権利となりますので相続することはありません。

 

ただし本人が明らかに「無念だ。損害賠償したかった」と言い残して亡くなった場合や
相続人が本人と共同生活をしていた極めて近しい親族である場合は
損害賠償を認めるケースもあります。

 

ですが、認められる場合と認められない場合があるので
これはやはり相続する財産に算定すべきではないでしょう。

 

ゴルフ会員権を始めとしたクラブの権利も基本的に相続の対象にはなりません。
これらの会員権は法律で本人のみ対象の権利と定めているわけではなく、
各サービスを提供する会社が
本人だけを対象として相続を否定している形です。
契約時にそのような条件であれば相続の財産には含めてはいけないことになります。

 

相続の財産はプラスとマイナスを全て包括した言葉ではありますが、
最終的にプラスとマイナスで計算を行うことになります。

 

そしてプラスの部分に関して相続税が課税されることになります。
ただし、登記に関してはその財産を受け継ぐことが相続人にとってマイナスであっても
登録免許税は当然に課税されることになります。

関連する用語

可分債権

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