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持分一部移転とは何か

持分一部移転とは、自己の持分の一部を移すということです。

 

そもそも持分とは、一個のものを2人以上の人で共有している場合に出てくる概念です。
共有持分とも言います。

 

一人で一個のものを所有している場合は、
所有権という権利を単独でもっているので、共有という概念は出てきません。

 

共有は、この所有権を二人以上で共有している状態であり、
どの割合で共有しているかを共有持分割合といいます。

 

AとBが2分の1ずつ共有している場合もあれば
Aが6分の1、Bが6分の2、Cが6分の3ずつでも構いません。

 

共有するときに、人数の制限も割合の制限もありませんので
何人の人がどういう割合で共有しても問題ありません。

 

よくある例として、マンションの敷地権があります。
マンションが建っている土地についてはマンションを買った人が全員で共有しています。

 

そのため、共有者は100人以上になることもあり
共有持分割合は100万分のいくつといった、非常に細かい数字になります。

 

以上が共有持分についての説明ですが、この共有持分は自由に譲渡することができます。
売ったり、買ったり、贈与したり、相続したり基本的には所有権と全く同じです。

 

そして、この持分、自分が持っている共有持分割合の一部を譲渡することもできるのです。

 

例えば、2分の1の持分を持っている場合に、2分の1を全部譲渡することもできますし
2分の1のうち、4分の1だけを譲渡することもできます。
前者を持分全部移転といい、後者を持分一部移転といいます。

 

そのため、生前贈与などで、非課税枠の範囲内になるように
不動産の持分の一部を贈与する等の方法も可能となります。

関連する用語

持分全部移転

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