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共同相続人とは何か

共同相続とは二人以上の者が一緒に相続をする形態を指します。

 

AとBが共同相続する場合に、Aから見たらBが、
Bから見たらAが共同相続人となります。

 

つまり、共同相続人とは、二人以上が一緒に相続をする場合の相続人同士
ということになるでしょう。

 

 

相続には、単純承認、限定承認、相続放棄という三つの形態があります。

 

単純承認は被相続者の債務と財産を全て受け継ぐ形態で、
限定承認は一部だけを受け継ぐ相続方法です。

 

そして、相続放棄は相続自体を放棄するという読んで字の通りの方法です。

 

相続放棄の場合、他にも相続人がいれば確かに共同の間柄ではありますが、
放棄すると何も受け継がないわけですから厳密には共同相続関係は発生しません。
ですので、共同相続人はいないと考えても良いでしょう。

 

問題になるのは単純承認と限定承認のケースです。

単純承認は被相続人の財産をプラスもマイナスも全て包括して受け継ぎます。
世の中の相続はほとんどがこのケースです。

 

Aが亡くなってBとCがAの債務や家、預金などを全て受け継ぐ場合が
この単純承認になるわけですが、この時のBとCこそが共同相続人となるわけです。

 

Aが亡くなった際に相続人がBしかいない場合は一人で受け継ぐわけですから
共同相続人はなし、となります。

 

単純承認の場合は一人で全てを受け継ぐので簡単ですが、
共同相続人がいた場合は遺産の取り分で揉めるというのはよく聞く話です。
ドラマでの相続争いで殺人が起きるというシナリオがよくありますよね。

 

限定承認は被相続人の財産を全て受け継ぐのではなく、
目録を作ってプラスとマイナスを清算し一部だけを受け継ぐ相続方法です。

 

この清算が非常に難しいため、必ず裁判所の関与を必要とします。
その上で、ある相続人は「全部受け継ぐ」と言い、
他の相続人は
「負債が多いから限定承認がしたい」と別々の相続方法を選択すると

目録を作成した上でプラスとマイナスを計算しても意味を成さなくなってしまいます。

 

ですので、限定承認相続の場合は全ての相続人が揃って初めて可能となります。

 

Aの相続人がBとC、Dであるなら、
BCDの三人が揃って限定承認を選択しなければならないのです。

 

一人だけ限定承認ではなく、相続人全員でしなければならないのです。
その際の全員もまた共同相続関係のある共同相続人と言うことができます。

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