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乙類事件とは何か

乙類事件とは、家庭裁判所が関わる家や家族に関する問題の分類の一つで、
主に当事者間に争いがある家事事件を指します。

 

養育費の請求や婚姻費用の分担に関する諍いに遺産分割協議がそろわない
場合がこの乙類事件に該当します。

 

この乙類事件に対し当事者間には争いがなく手続き上の利用から家庭裁判所
が関わる家事事件を甲類事件と呼びます。

 

甲類事件は氏名の変更や後見人の選任、養子縁組に関する許可が挙げられ
許可や選任が主で、特に争いが起きているわけではないことが特徴です。

 

ですが、乙類事件と甲類事件のどちらに属すとしても家事事件の大原則
である調停前置主義が採られていることは変わりありません。

 

乙類事件の中で非常に多いのが遺産分割で揉めてしまい家庭裁判所に
お世話になるというケースでしょう。
遺産相続はお金に関する争いという色合いも非常に濃いため、
一度揉めてしまうと個人間の話し合いで解決することが非常に難しいです。

 

その際は乙類事件として家庭裁判所にお願いすることになるのですが、
遺産分割は家事事件の一つですので、いきなり裁判官の判決を
もらうことはできません。

 

調停は実に柔軟に運用されていますので遺産分割で揉めていても
法定相続分や遺言書の中身が絶対とはならず、
なるべく話し合いで円満に納める形で解決を促します。

 

それで当事者が納得すればよし。
もし納得しない場合はいよいよ家庭裁判所の審判を仰ぐわけです。

 

相続で揉めて乙類事件として家庭裁判所の調停で解決した場合、
その調停内容は確定判決と同様の効力を持ちます。

 

また、調停がそろわず判決を得た場合にも当然ですが
確定的な効力を得ます。判決と調停の内容は相続登記の
添付情報として使用することになります。

 

法定相続分と違った相続財産分与が行われたことを
これらで証明することになるのです。

 

この場合、判決に相続関係のはっきりと分かる記載があれば、
本来は相続人と被相続人の関係を情報によって立証しなければ
登記を受けられないところ、判決文をこの情報に代えることも可能です。

関連する用語

甲類事件

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